☆★☆★☆2020.8月 Woods End studio news☆★☆★☆


2020.8月1日(土) 久しぶりに友人Victor RasenbaumとRileyが訪ねてくれました

3月からのながぁーい自粛期間で会えなかったVictor RasenbaumとRileyがWoods Endスタジオのビストロに。
5才のRileyはとても躾が良くフレンドリーですぐに仲良くなりました。
私は犬も大好きですが毎年4ヶ月間斜里に帰るのでここで飼うことはできません。
外で5メートルの距離を置いたテーブルですが楽しい外ご飯が出来ました!
 
  VictorとRiley...新炭火のバーベキューの写真添えますね(テーブルは離れていてもやはりフェィス to フェィスがいいですね!)


2020.8月2日(日) Mariko Kusumotoさんとハマチ寿司三昧しました!
 帰国できない夏のストレスは「食で乗り切る」のが一番と「覚悟の贅沢」をしています!
 焼肉、寿司は毎週末...自分でも呆れるほど贅沢な食材を買っていますが3月から自粛の中、贅沢と言ってもさほどのことではありません(笑)
 今日は午後になってとつぜん冷凍庫で眠っている大きなハマチを「今日こそ!」とさばきながら日持ちしない刺身なので...「ハマチ大好きMarikoさん」に声をかけました。
 キャッチボールのように気持ちのいい返事「行くー!!」...先週は一緒にギョーザ三昧、今日はハマチ寿司三昧!...おしゃべり三昧(新作アートの研究についてなど中身の濃ぃーいおしゃべり)しました。
 
 Marikoさんは小柄で華奢...素晴らしい才能溢れた魅力的なアーティストです...ジャンポールゴルチェ氏とパリコレでコラボし「僕の一番好きなアーティスト」と言われたくらいです!
 Marikoさんのメタル、コンテンポラリージュエリーなど作品が見られます。
https://www.instagram.com/p/CAB3OvKgpTU/

 あじさい大好き!...な私に庭からあじさいをブーケにして持って来てくれました...まるで彼女の作品のようなブーケです!
 18才年上の私を「面白い」「元気をもらえる」と言ってくれます...私はボストンで「友達」とよべる付き合いがほとんどありませんのでMarikoさんは大切な友達です!
 ボストンは連日35度の気温でクーラー無しには縫い物など出来ないので(仕事スペースにはクーラーがありません)ベットルームのサイドボードで仕事しています。
 斜里スタジオのブルーベリー満喫の夏に代わってイチジク満喫のボストンです(20個入りで700円!!...安い!)

 さぁー8月も健康第一で頑張りましょう!!...写真添えますね。


2020.8月8日(土) きんぴらと半熟卵丼...キッチンPhotos

 ゴボウが無かったので蓮根と人参、エリンギのきんぴらと半熟煮卵のランチにしました。
 
 きんぴらも煮卵も冷蔵庫で2.3日大丈夫なので多めに作ります...そして今年の夏会えない友達にキッチンPhotos撮りました...ご機嫌伺いの写真添えますね。


PS.一昨日の強いハリケーンでスタジオの森の30メートル以上ある巨木が倒れて周りの4本の木もなぎ倒し後始末に1週間はかかりそうです...森を守るのは体力と労力が不可欠です!! 


2020.8月14日(金) Woods End Rd のご近所づきあいBBQ

 お盆休みですね...毎年6月から9月は斜里町に帰っていますし、スタジオのご近所の方々もそれぞれ夏の家やバカンスに出かけているのですが皆さんコロナ事情で今年の夏は顔を合わせる機会が多々あります。
 今夜はコロナ自粛を機に犬を飼い始めた隣のご夫妻を外BBQに招いて歓談する時間を楽しみました。
 私はここに引っ越してから7.8回くらいお招きしているのですが....まだお隣から招かれたこともお隣の裏庭がどんな様子なのか見たこともありませんでした。
 優しくいつも「今度は...次はうちで...」と言ってはくれるのですがどうも「招くのが苦手」のようです。
 私は招くのが好きですし料理を振る舞い美味しいワインでもご馳走するのが好きですが本当は招かれるのはもっと好きです!!(笑)...なかには真顔で「ご馳走になるのは好きだけどご馳走するのは苦手なのぉー」といけしゃぁーしゃぁと言う人がいますが言える感覚が私には理解できません(たとえ30代40代の年下の方でも)
 しかし、ここはアメリカ...招かれたら来るが招かない...人達がたくさんいます。が、それでも私は招きます...それで気持ちよいお付き合いが出来るのなら簡単なことだと割り切っています。
 可愛い犬の名前はクレオ.パトラを真似て「クレオ」....犬も加わるととても空気が和みますね...何とBBQのあと、お隣の家の庭から中までぜーんぶ案内してくれました!!
 自分の接し方に間違いは無かった...とうれしく思った素敵なご夫妻の写真添えますね。
 「世界平和」と声高々と叫ぶより身近な人やご近所さんとのいいお付き合いを大事にしたいと思っています....皆さんはどんなお盆を過ごされましたか?...


2020.8月15日(土) 朝から5時間..薪積み終わりました!

 先日までの猛暑が嘘のように今朝は25度とホントに気持ちのいい朝6:00に薪屋さんが薪を運んで来てくれました。
 暖炉と薪ストーブと両方の一冬分、トラック2台分の最初の1台分を5時間で積み上げました!...やれば出来る(笑)
 薪を積み上げると何とも言えないほっこりとした豊かな気持ちになります...これでまた今年の冬も万全です!!
 重労働で少し贅肉が落ちたかも?...写真添えますね。



2020.8月16日(日) コロナ自粛で会えなかった家族を招いてディナー

 外BBQの予定が小雨模様で急きょダイニングテーブルに....3人のお嬢さん達と一緒に和気藹々の時間。
 ご飯の後はお隣のジップラインで遊んで大満足!!...マリアと私も久しぶりの会話を楽しめました。
 ご主人のダンに美味しい冷や奴の作り方のレクチャーをしたらすごく感動してくれました!...今度ZOOMで社内レクチャーしてほしいって(笑)
(豆腐に長ネギのみじん切りを山ほどのせて、ショウガのみじん切りを少しのせ、熱したごま油とつゆをかける)

 コロナ自粛のときだからこそ週末はできるだけ友人、知人をお招きするよう(ソーシャルディスタンスを守って)にしています....出来るときにしておかなければ...いい週末を過ごせました。
 写真添えますね(2018年の大晦日に私を招いてくれた大好きな家族です!)


2020.8月24日(月) George Li Birthday photos...家族のようなパーティー

 16才の時に出会った彼が今日25才の誕生日を迎えました。
 家族も親戚もいないボストンで私にとって彼等は家族のような存在になりました。
 コロナ自粛で海外遠征もできずオーケストラとのコンサートも未定の状況ですが日々研鑽実力をさらに進化されているのが分かります。
 6月のRockport Music Recital(MA) Linkです。

https://www.facebook.com/RockportMusic/videos/203227754434249/?vh=e&extid=88nF6cFIdlBWANUU
 演奏者以外厳禁のコンサートでしたが前日に私のスタジオでリハーサルをしてくれました...腕の筋肉の動きが見える距離で聞かせてもらえたのは私の「自慢」です!
 市場でスコティシュ.サーモンを買って特注のサーモン寿司はもちろん日本のポテトサラダ大絶賛でした!...イタリアのポテトサラダはチーズを使うしアメリカのはポテトマッシュのシンプルなのでやっぱり日本のが一番美味しいと自画自賛しています。
 萩焼の花瓶にガクアジサイを飾りました。
 朝からテーブルセッティングに料理にと準備した写真添えますね...料理はすべてGeorge君のリクエストです!!
 
実は私.... ジョージ君と弟のアンドリュー君の公認の祖母(血縁関係の無い)Honorary grandmother なんです!.....なのでお孫さんがいる方の気持ちが少し分かりますよ()
 PS.25日にGeorge君のお母さんから届いた写真も添えますね...ホントの孫みたいでうれしいです!
 


2020.8月25日(火) 昨夜の余韻と今ある自分を大切にしたい...

 人を招いた後片付けはその日のうちに終わらせる...というのが私の暮らし方です。
 家の周り、身の周り、招いた後の片付けなど...たとえどんなに遅い時間でもキチンと終わらせてから休みます....いつもそのように暮らしてきましたし今もそうです。
 「えっーそれってすごく疲れない?」と聞かれますが「もちろん大変です」がそのままにして次の日の朝、うんざり嫌になるより朝起きて爽やかに余韻を楽しめた方が「また招こう!」と思えます。
 性格もあると思いますが整理整頓、掃除洗濯ができていないと身体の中、頭の中までそうなっているようで嫌なのです....それに加えて最近は「明日は出来ないかもしれない...」と思うのです。
 ダイニングテーブルの花の水を入れ替えてピカピカのキッチンでカフェオレを入れリビングの椅子で静かな時間を過ごすことがこの上なく贅沢に思います...写真添えますね。
 キルトスタジオなのにキルトよりスタジオと食べ物ばかりの写真でごめんなさいね....「Life is Art」と思って見ていただけるとうれしいです。
 (そういえば25年ほど前に斜里スタジオが「美しい部屋」という雑誌のグラビアを飾ったことがありました...ボストンスタジオは残念ながらまだどこからも声がかかりませんが)
 
 明日からは45枚一組につないだ12000枚のヨーヨーを「一枚のキルト」の大きさに並べて縫い始めようと思います...締め切り期限がないのでゆっくりです(笑)
 皆さんも夏の終わりに体調など崩しませんように...暮らしのなかの小さな幸せを大切に....


2020.8月27日(木) MFA.Threads.テキスタイル.ZOOM レクチャーとニュース

 ボストン美術館は閉館したままですがテキスタイル部門のZOOM レクチャーに参加しました。
 年会費が1500ドル(日本円で16万円)で年4回のレクチャーです。
 3月12日まではイベントには必ずレセプションがあり高額な会費でもありましたがコロナで今はZOOMだけになっています。
 コロナでMFAの学芸員や職員に大きな移動と大勢の早期退職者がありました....残念ながらテキスタイル部門も同じです。
 2020年10月オープニングのキルト展は2021年5月に変更されました...展示にも大きな変更を余儀なくされたようです(私のキルトについてはまだ未定です)
 
 今夜のPortsmouth Historical Cociety収蔵のキルトのレクチャーはピーシングよりもトラプントの手法に視点をおいて解説されていました...いずれの手法にせよ歴史に残るキルトはとても勉強になります(何年か前に私のキルトもレクチャーに使われました) ZOOM画像ですが写真添えますね...


2020.8月29日(土) 大雨の前に屋根の掃除など...

 ほとんどスタジオの管理は自分でしています...業者に頼むととんでもない請求書が来ますからね(笑...でもホント)
 斜里スタジオはトタン屋根なので自分でペンキを塗りましたがボストンは「Shingles」シングルスというアスファルトが原料の屋根です。
 平屋の屋根なので月に二度くらいは自分で掃除しています(風で吹き飛ばす機械があるので簡単!)
 ついでに...なぜそんなに屋根の掃除が必要か?...を付け加えますね。
 ここは大きなショッピング.モールまで5分...ボストン美術館まで20分の市街地でありながら敷地が2400坪の森の中(家は小さな平屋です)に建っています。
 隣の家々はさらに何倍もの広大な敷地を有していて大きな森のような感じになっています
 ....森の中には沼や谷もありニューイングランドの歴史そのままを受け継いだような場所です。
 私のスタジオの中庭には1954年に建てた(建築家が自宅用に設計された)とき既にあったドングリの巨木から屋根全体に「春は黄色の花粉、秋には枯れ葉」が屋根と玄関周りに大量に降り注ぎます!!...他にも松葉はウッドデッキを松ヤニで白い斑点だらけにし毎年ペンキの塗り替えです。
(ですが、もちろん...野鳥の声で目覚め、四季の彩を感じ森の中での暮らしはとてもいいですよ!!)
 8月はまだ熟さないドングリが雨音のように落ちてきます(笑)...それを放っておくとリス、シマリス、ラクーン(狐ほどの大きな)など我が物顔で屋根を走り回るのです。
 はじめて屋根の上のラクーンと目が合ったときはたまげてしまいました!!...鹿やウサギが窓際まで来るのはもうめずらしくなくなりました。
 自然のなかの豊かな暮らしには自然と共有する覚悟が必要です(ほとんどの家は年契約で専門業社まかせにしています)
 それにしても北海道はいいですよぉー...森の中のこの程度の家の中古住宅なら格安で探せます!...興味のある方はぜひ「斜里町の中古住宅」を検討してみてはいかが?
 
 今日は玄関周りも猫の額ほどの畑も...4時間ほど働いて...その後おまけにキッチンの棚に上げていた大皿や大きなサラダボールなどかたづけてガスフードの大掃除も!!
 何年も前に名古屋の大須骨董市の田中さんから譲っていただいたこの大皿は47センチもある美しい古伊万里でここに引っ越したときに斜里から持って来ました。
 大きなパーティーのたびに使っていたのですがこの先、使うこともないかもしれないので普段使いにテーブルに置きました(お刺身、果物やチーズなど何にでも映えますよ)
 
 譲っていただいた数ヶ月後に田中さんは癌で亡くなりました...この大皿は田中さんの置き土産のような気がします...骨董屋の女将さんの品格のある方でした。
 片付けや掃除をして...ふと、その時を思い出しとても愛おしいです...屋根から玄関周り畑とキッチン、そして大皿まで写真添えますね。

 明日は二回目の薪が届きます...外仕事が忙しすぎてキルトまで手が回りません(笑)
 8月もあと二日で終わりますね....今月も無事充実の日々を過ごせた事に感謝です!!


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