☆★☆★☆2015.8月 Shari studio news☆★☆★☆

	2015.8月3日(月) 北海道らしい夏空が戻ってきました! 　先週の台風並みの大雨で隣の小麦畑がひどくダメージを受けています。収穫間近なのに...心配です。 スタジオの裏庭には小鳥たちが運んでくれた種からの花が咲いています...名前が分かりませんがとても可憐な花と百合の花。 百合の花は切り花にし飾りました。古伊万里のとっくりによく似合いますね。 窓際に植えたラズベリーも摘んでヨーグルト.ソースを作っています!

スタジオの夏仕事は布の手入れからほどいて洗って色合わせまで...その他、羊毛の草木染めから紡ぎまで手を休ませる暇はありませんが近隣の友人からのうれしい差し入れをいただきます...先日は標津町からたくさんのホタテ、エビ、ホッキ貝を届けていただき「あぁー北海道って最高!!」とさっそく堪能させてもらいました!!

私のスタジオからオホーツク海.海岸までは徒歩20分、海に沈む夕日は見られませんがロフトから見る夕日もとてもきれいですよ...自生した花から裏庭のラズベリー、海の幸、ロフトから見える夕日まで写真を添えますね...。

	つぎに使う布の洗濯と染める羊毛のゴミ取り作業の写真も...先日は12度だったので薪ストーブの側で...去年までは絣もいたのですが...。
今でもここにいるような気がします(絣19才.2014.8.19逝去)

先週末に友人からのお誘いで「本格的餃子作り」のレクチャーを受けました。

			講師は中国からのお客様で黄様...ご主人様のお仕事で日本に滞在していらっしゃるのですがご本人も大学教授で著名な方です。端的な教え方、手さばき、コツなどいろいろ教えていただきました。できたてほやほやをキッチンで頂くのも楽しかったです!...主催してくださったホテルオーナーのこのショットを見ればどんなに美味しくできたのかは一目瞭然ですよね? :)

7月25日から28日まで羊毛の染色、熊笹はスタジオの敷地の中に生い茂っていたのを刈り取って使いました。

羊毛はボストンのファームから持ち帰った毛を使いました、色目が思うようにだせませんでしたが今年も染色の時間が持ててとても勉強になりました...また来年も挑戦したいです!!...自然の恵みに感謝です!!
夏の染色作業は汗だくです

	刈り取りから染め終わりまでを撮りましたので紹介しますね..自分の記録も兼ねています。染めは染めの知識豊かな友人、小和田くみこちゃんと...彼女の凛とした横顔の写真も添えちゃいますね(土窯パン工房.うなべつ岳メーメーベーカリー店主です）	紡ぐ準備ができました
と言う充実の日々ですが...相変わらず頑張ると歯茎が化膿するのはなぜでしょう?...もう一つの私の夏仕事、今年も口腔外科に通っています! 　眼は心の窓、口は健康の窓と言いますから目元、口元大事ですよね...

ボストン.スタジオも森の中に引っ越して適度な外周りの仕事や野花を楽しめるようになりました....そして斜里スタジオに帰ってくると友人達の庭からもいろいろな花をいただきます...「可愛い、可憐な花だわ!」「好きなだけ切っていって」といつも惜しげなく切ってくれます。私は花は好きでも花や植物の名前に疎くて「紫の花」と小菊としか紹介できませんが....花は新村寿子さんの庭から、小さな耳のついた花瓶は25年くらい前の斜里窯です。

メールボックス制作 .江別市　ガルフ 西山省一(メタルアーティスト)

メールボックス 　チョット余談ですが....夏仕事の合間にランチに出かけたり友人達を招いたり今日できること、明日したいことをできる静かな暮らし...「普通の」という平凡な暮らしこそ、私が一番大切にしているものです。持って生まれた気質や性格はおいそれと変われませんが(特に60を過ぎると:))周りの友人達との関わりは自分で決められます。自分以外の事で煩わしい思いをするのも学ぶのも、憂鬱になるのも幸せな気持ちになるのも自分次第だと思うのです。

穏やかで素敵に歳を重ねている方や若くても謙虚で知識の豊かな方、物事の思考が本当の意味の国際的な方と過ごす時間は至極のものです。そしてそんな時間を頂いた後にそっと届く「葉書」はやはりどんなにインターネットの時代になっても大切な心が届けられる気がします...斜里スタジオの顔、メールボックスの写真を添えますね...。

森のホールでランチ 余談その2. 　4年前、川湯の花ふらりコンサートで知り合った友人達と先日「森のホール」で楽しいランチタイムを持ちました。 　それぞれが過去も現在も全く違う暮らし、同世代でクラシック音楽を通じての友人達です。まだまだキラリと光るするどい会話が弾みました。

	来たるべき70代が楽しみになる一時でした!!...郁子さん、お葉書ありがとうございました! 　川湯駅前「森のホール」...美味しいランチ、美味しいスィーツ、清潔爽やかなスタッフ、心地よい空間...私の夏の「とっておきのリビング」です!! 　　　　　　(二日市さん撮影の写真です)

8月24日(月) フランスQuilt maniaからキルト雑誌届きました! 　2015.4月に招待作家として展示して頂いたフランス.ナントでのキルト展...ボストンスタジオには先月届いていたのですが斜里スタジオにも今日届きました!...自分のしてきたことがこうして載っているのを見るととてもうれしいです...またひとついい仕事を残せたような気がします。

いろいろなジャンルの芸術家や音楽家の方々の中にはいつもどこかで展示やコンサート、または何かしらのイベントなどを自由に企画しながら世界中を旅している方もいますし、望めばどんな美術館やコンサートホールでも演奏可能な方もいます。ですが私はそこまでの名声も実績もないまま、ここまで来られただけでも幸運だと思っています。そして...ひとつ、ひとつ積み重ねながらまたつぎの夢へとつないでいこうと思っています。 　私のような制作方法では早くて年一枚、時には数年かけて一枚のキルトを完成させます...いま手がけているキルトと新しいキルトの型どりを進めている2枚を完成させること...そして「私がぜひ展示したい美術館」から企画を頂くことが次なる私の大きな目標であり夢です!

フランスのキルト雑誌を購入できない方もいるのでは...と思いますので写真添えますね。 (斜里スタジオでの日々はまた後ほど追加したいと思っていますので時間のあるときにのぞいてくださるとうれしいです:))

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