☆★☆★☆2015.7月 Shari studio news☆★☆★☆
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2015年7月2日(火) 斜里スタジオでインターネットLive.モスクワで行われていたチャイコフスキー国際コンクール "George has just been awarded the silver medal in the XV International Tchaikovsky Competition!" 現在19才のGeorge Liですが私が彼と出会ったのは4年前、16才だったジョージ君のコンサートが縁になりそれ以来、家族ぐるみのお付き合いをしてきました。6月7日、彼がモスクワに旅立つ前にボストン.スタジオで激励会をしてコンクールの結果を期待と興奮の思いでこの数週間はアメリカ、モスクワ、日本の3ヶ国の時間でPCに向かっていました...そして昨夜、ついに" silver medal" を獲得しました! |
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| 19才の彼のピアノに対する姿勢から私は多くのことを考えさせられたり学んだりしました...天才は天才たる努力から生まれるのだと。 ジョージ.リ君のwebsiteを添えますのでぜひコンクールで銀メダルを手にするまで「ラウンド1、ラウンド2、ファイナル」の演奏を聴いていただければと思います。 ジョージ君、おめでとう!...心から祝福の拍手を贈ります!!! http://www.georgelipianist.com/ (2015年1月にジョージ君の家で撮ったいい笑顔の記念写真を添えますね) |
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| 6月25日に斜里スタジオに戻ってから果樹畑とスタジオの周りの草刈り、お掃除であっという間に一週間が過ぎました...7月に入りハスカップもブルーベリーも収穫できるようになって早起きがたのしいです。気温が低く雨の日が多いですがこれから2ヶ月、夏仕事を楽しみながらがんばります!! 今年の夏は久しぶりに羊毛の草木染めと9月からのメリンス.キルトの下仕事(布色合わせと型紙)など....つぎの個展に向けて準備をします! 北海道の夏は短いですから皆さんもどうぞ有意義な時間をお過ごしくださいね...。 |
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7月3日(金) 斜里スタジオ 気温の低い日が続いたこの一週間、毎日薪ストーブを使っていますがハスカップは順調に収穫できています! |
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| 1979年に建てたスタジオですから今年で36年になります....歩幅で植えた白樺は屋根を超えてそびえ遠くから見るとチョットした森の中のような感じさえするようになりました。何よりも36年目にして雨漏り一つしない大工さんの腕の良さに惚れ惚れします。 ですが、1999年に増築した方は毎年なにかしらの不具合や蟻の被害など、一番ひどかったのは外壁に入れた飾り木枠から羽根アリが巣を作り壁全面を工事し直すという大変な修復工事をして「いい加減な手抜き工事の建築屋」に任せた不運に泣いた年もありました。 スタジオの中はほとんど手を入れていませんが2000年に玄関前100メートルほどのアスファルトを煉瓦敷きにしてチョット風情のある雰囲気にしたのは良かったのですが、なにせ周りが畑と芝生なので蟻が煉瓦の基礎の砂を掘り出し煉瓦が沈んでしまい大変!...ここ数年は蟻駆除専門業者に依頼していましたがその費用も毎年4.5万円かかります。気持ちよく過ごすには手間暇かけてお金をかけて...となかなか大変です。 |
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| 私はスタジオニュースでスタジオの様子を伝えるのによくスタジオの写真を撮ります....どんなところでどんな暮らしの中から作品ができあがるのかということが分かりやすいのではないかと思うからです。ですから「布のある暮らし」「キルトジャパン」などスタジオでの取材には快く応じてきました。 ですが事細かな維持作業の様子などではなく「私の手仕事の素朴な美しさ」をサポートできる程度に紹介したい...というのが私の理想です。 |
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スタジオに帰ってきて一通りの掃除が終わりましたのでスタジオの写真を添えることにしますね...斜里スタジオ一般公開は2010年で終わりましたので来てくださったことのある方は写真で思い出していただけるとうれしいです! ドア横の仙台萩は一度枯れたのですが脇から新しい枝がでて花芽をつけています....5年経ったジュン.ベリーは鉢から下ろしてライラックの側に植えました。 ハスカップ.ファームも元気です!...ブロッコリーと大根も美味しく頂いています!...普通のことを楽しめる暮らしがあってこそいい手仕事ができるのだと思っています。芍薬の花は友人の庭から頂きました...来年はスタジオでも育ててみるつもりです(秋に根を分けていただきます!) |
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2015.7月4日(土) 手作り豆腐しました! 毎年美味しい手作り豆腐のお裾分けをご馳走になるのですが自分で作ったことがありませんでした....いつも「今度は」と思いながら。 8時50分に「小清水町、道の駅はなやか」に集合し友人の新村寿子さんからレクチャーを受けました。 |
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| 16キロの大豆を持参し、出来上がりは80丁の豆腐になります。 工程は難しくありませんがとにかく「つぶす、煮る、絞る、型どり、切り離す」すべての作業が力仕事で一瞬ギブアップしそうになりました:)) |
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| できたて豆腐と絞った後のおからで作ったおから炒りをしっかり堪能しました!!...豆腐作りの工程を写真で紹介します(自分の記録のためにも) |  |
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今日は朝4:00に起きてファームに行き8:00から豆腐作り、午後1:00に友人達と「温」というそば屋で「牡蠣フライ蕎麦」を頂き、そのあと素敵な友人宅で日本庭園を愛でながら尽きることのないお喋りを楽しみ充実の土曜日を過ごしました....歳を重ねると友人との付き合いが疎遠になる方もいますが私にとっては友人ほど大事な存在はありませんし時には自分の予定よりも優先的にしています(ただ子供と孫の話ばかりの方とはお付き合いは難しいですし疎遠になりますが) | ||
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| 蕎麦屋 温 |
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写真は「牡蠣フライ蕎麦」美味しくいただきました! |
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7月5日(日) 田舎そば「いの上」とスペア.キー スタジオの鍵が劣化で折れてしまいスペアキーを作りに網走へ....ついでに大好きな蕎麦屋へ。 ここは去年から何度も通っている美味しい蕎麦やで私はいつも「鳥ゴボウ蕎麦」です!...それと塩昆布おにぎりとだし巻き卵:)) これでやっと斜里に帰ってきた気分...何と言っても和食が一番です!!!....昨日と今日、二日連続の蕎麦ランチで贅沢できました。 (写真を撮る前にチョット食べちゃいました) |
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| 7月6日(月) キルト、布合わせをはじめました 毎年のことですが布が湿気ったり傷んだり時にはネズミの被害があったりで布の手入れや始末にかなりの時間がとられます。 気分は藍縞木綿で作品を作りたいのですがヘクサゴナル.ログキャビンのメリンス.バージョンが残っていますので9月から作り始めます。2006年に布合わせや型どりの準備をしていたのですが悲しいかな保存が悪くビニール袋で密封状態だったため布が蒸れて使えなくなりましたので改めてスタートです。メリンスのキルトはTwo Heartシリーズで縫っただけで布は充分揃っているので今日は布合わせをしました。 あの布、この布と出していると時間がたつのを忘れてしまいます...集めた布には私自身の30年間の記憶と歴史も含まれていますものね...。 |
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| 写真はボストン.スタジオを出る前に終わらせたかったログキャビン、まだ4列ピーシングが残っていますが写真を撮りました。絹ヘクサゴンの2枚目、これはキルト.トップの裏を展示するために進めています。 完成されたパッチワーク.キルトではなく「手縫いピーシングならでは」の美しい手跡を見ていただきたくて2010年から「糸シリーズ」などキルト.トップを何枚か縫い続けています。仕上げのキルティングはもう少し歳を重ねてからの楽しみに。トップキルトを縫い終えた時の嬉しさやキルトを仕上げたときの満足感や達成感は皆さんそれぞれあると思います....私はトップ.キルトを縫い終えた時の「裏の針目と縫い代からにじみ出る手跡」に言葉で伝えられない愛おしさが一番大きいです。 |
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麻布ログキャビンは1パターンをそれぞれ立体的にデザインし組み合わせた作品です。 | |
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ついでに写真を撮っているときにウッドデッキに遊びに来たリスとボストン.スタジオで咲き始めた椿に似ている花の写真も添えますね... |  |
| 「沙羅の樹、別名.夏椿ともいう」と教えていただきました。恵庭市の友人宅にも同じ木があるそうです...マイナス20度の冬の寒さにも負けない強い木です。 |
