☆★☆★☆2015.3月 Boston Studio news☆★☆★☆


  2015年3月26日(木)
積雪記録の冬もそろそろ終わりそうですが...

 引っ越して初めての冬に積雪記録を経験できたのでこの先は安心して冬を楽しめそうです。
 冬が苦手でフロリダで冬を過ごす人達がいますが私は白く覆われる季節ならではの美しさが大好きです!...一週間ほど前に撮ったスタジオの写真を添えますね..。
 
  
 真っ赤なカーディナルやブルージェイなどの小鳥たちに毎日ひまわりの種をあげるのを日課にし、リスたちが戯れる平和な森の暮らしですが驚くほどの群れ(20頭くらいの群れ)で冬越えする鹿には大変困惑しました。玄関先や窓のすぐ側のシャクナゲの葉や植木の葉という葉をすべて食べ尽くされてしまいました...鹿の嫌いな匂いのするスプレーなどで対処している家もあるそうですが...鹿対策が今後の大きな課題になりそうです。可愛い...というだけでは共存はできませんものね。だって春には春の木々の芽吹きが楽しみですもの....  
 
森の中なので野生の大きなターキーもWoods End Studioの窓の側まで近づいてきます!
   3月のカレンダーに書き込まれている予定をこなしながら17日にFedEXでパリ行きのキルトの発送を終えました....11箱17作品です。
 あとは出かける寸前まで参考作品のピーシングを進めます。
 
  スタジオスペースの屋根に問題があって雪解けの雨漏りがするので補修できるまではオフィスの机で作業しています...PCもTELもTVも何でも狭い部屋にあるのでものすごく便利です!  
   友人の差し入れのクッキーアイスで一息つきながら...いい冬仕事ができました...天候に文句や苦情のいいようがありませんものね :)  
 26日...今日はボストン美術館で「Hokusai」behind-the-scenesのレクチャーとレセプションに招待され出かけてきました。
 今年MFAの大きな展示の一つです。
 
 
 
レクチャーしている写真はこの展示の学芸員、アン.ニシムラ.モースさんです(展示デザイナーではありません)
 北斎は知っていても詳しいことを学んでいませんのでとてもいい機会になりました。二人の学芸員の説明と展示デザイナーと話ができたのも勉強になりました。彼女は日本人ですがアメリカ生まれのアメリカ育ち、ハーバード大学院で学んで建築デザイナーから展示デザイナーの仕事をしながら建築デザインも続けている才媛...彼女の活躍を誇らしく思いました...今度プライベートで食事に招くことにしました!!
 30日のオープニング.レセプションにも招待されていますので「完璧に展示された北斎」をリポートしようと思いましたが待ちきれず今日の先取り写真を添えますね。  
 まだ気温も日中でも5-8度、夜はマイナス気温ですが日に日に雪解けが進んでいるボストンです....4月は少し春の匂いをリポートします! :)
(後日France Nantesのキルト展websiteご紹介いたします)
  Hokusai展 オープニングレセプション会場にて
テキスタイル主任学芸員 パメラさん、Hokusai展 主任学芸員 アン.ニシムラ.モースさん、メジャーベネファクター ニックさん 
 
Hokusai展 レセプション会場にて Tomie Nagano
 

 



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