☆★☆★☆２０１２．３月 Boston studio news☆★☆★☆
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3月2日(金)雛祭りに雪景色? 雪のない冬のまま春になるのかと思っていたら...うれしぃー!..枝に積もった雪を見ながらのコーヒーは穏やかでふと北海道に戻ったような気がしました..冬はやっぱり雪がなくちゃね! (たった一日の雪景色でしたけれど:)) |
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| 3月3日(土)ボストン.シンフォニー.オーケストラ「Eschenbach と Cedric Tiberghien」 指揮をされたエッシェンバッハは有名な音楽家ですがCedricというビアニストとは知りませんでした...が、最初の3分で彼のピアノは私の心を捕らえました!..演奏のあとのエッシェンバッハとのハグ..そしてイングリッシュホーンのロバートとのハグ..素敵でしたねぇぇー..そしてインターメッションがあり...な、な、なんとファースト.バルコニーの私の席のとなりにCedricが来たではありませんか!?..演奏の終わった彼はオーケストラだけの演奏をリラックスした表情で楽しんでいました(もちろん、プログラムにサインして頂きましよ!..ユアパフォーマンスタッチマイハートって:)) |
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音楽の楽しみ方や聴き方、音楽家の好みなど人それぞれでしょうが、私にとっての音楽はジャンルを問わず「美しくせつなく弾き手や歌い手の内面が押し出されてくるような」心に触れるものが好きです。 と言っても内面がお金と名声のみにとらわれていたり麻薬やヘロインなどに身を委ねた音楽家を称賛する気持ちはまったくありません..たとえ魅力的な演奏家だったり類まれな声の持ち主だとしてもです...自分の暮らしに可能な範囲で音楽を楽しむ時間を大切にしています..もちろんコンサートばかりではなくCDもですよ:) |
| 3月のお出かけですので..コートはバーバリーのトレンチ(2005.バッファロー.レザー)にしました。三宅のブラウスにバルーンスカート(絹縮み織り着物でお仕立て)薄絹のストールとスェードのブーツ(2007.ヨーガンレール)ストールはヨーガンレールらしい繊細な織りと色、着物で仕立てたスカートの染め色もとても美しいので写真添付しますね。 | |
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3月5日(月)13.5センチのログキャビン「麻布」 2011年5月に斜里のスタジオで布合わせした麻布でタペを制作しはじめました。 作品も洋服と同じように色合わせから始めます。 |
| 自分の身の回りや暮らしの中に置いていたい好きな色..白、生成り、ベージュ、サンドベージュ、グレーなどの組み合わせで「得意の13.5センチ」シンメトリーなデザインです。今月は「伊藤憲孝ピアノコンサートinボストン」のお世話のため9日から19日まではピーシングに集中できないので9日までにある程度進めておきたいと頑張っています..肩凝りもひどくなると吐き気がしてくるのですが縫う手を止められないのは性格なんでしょうね..他人には甘いのですが自分に厳しいのです:) |  |
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手を休めるのは料理が一番です!..ターキーひき肉とお豆腐の松風焼き、Anisとトマトのサラダ(オリーブオイルと塩、胡椒味にパルメザンチーズをふりかける)Anisはボストンに来てはじめて知った大好きな野菜です! |  |
| 3月9日(金) ローガン.エアポートお迎えから歓迎ディナー 刈り上げの短髪だった伊藤君..が眼鏡をかけ髪形をすっかり変えていたので「えっ?」と言うほど別人で待ち合わせの荷物受取場所で見過ごしてしまうという...再会からいよいよ伊藤君のボストン滞在が始まりました! 時差ボケと広島から24時間のフライトでかなりお疲れでしたのでしばしホテルで休養..夜はアパートにディナー招待しワインを飲みながら今後の日程などを打合せしました..はい、お世話する私にとっても怒濤のような日々の始まりです!..すでに昨日の食材などお買物の山と料理の下ごしらえの段階で少し後悔していましたけど:) |
| 3月10日(土) 素敵なゲストを招いて.. George Liと家族を招いてのディナー..いつものメニューに加えて16才と11才の彼らが喜びそうな特大ブラックタイガーのエビフライをたくさん料理し、ローストビーフをつくり...とにかく楽しい時間を過ごせるようにと用意したものを、どれもホントに喜んで食べてくれたので私も大満足!!..もうメチャクチャ可愛いです!!! 明日からスウェーデンに出かけるという前日にもかかわらず快くオーケストラと共演する曲を弾いてくれました..その後の伊藤君とGeorgeのスペシャルセッションは私にとってもスペシャルな夜を与えてくれました!...この素敵な関わりをこれからもずっと大切にして行きたいです。 |
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| 今日はキッチン.スタイルを写真に添えました...麻のワイドパンツとエプロン、シューズ(ヨーガンレール)手拭きタオルはヨーガンレール(ババグーリ)コットンのTシャツ(Gucci)料理するのもカッコから決めていきます:) 綿麻物の普段使いはやはりヨーガンレールが好きです。 |
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3月11日(日) デニム.クラシック.コンサート 昨夜にひき続きアパートでのディナー...招待客は12名。 伊藤君と4名の若い音楽家..NECのクラリネットとバイオリン、指揮者..そしてピアニストの木田陽子さん..その他私の大切な友人達。 そろそろ伊藤君もボストンの空気と私のスタジオにも慣れてリラックスした様子でクラリネットのジェイ君とセッションしたりバイオリンのテッサちゃんが即興で演奏してくれたりでとっても和やかに日本とアメリカの音楽家同士の交流ができたのではと..もちろん、私の用意した山のような料理も見事にセッションしてくれました!!:) 後片付けに3時間..2:00amを過ぎていました..これで3日連続のディナーは一段落です。 |
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| 2011年3月11日の震災から一年...「復興、絆、頑張ろうニッポン!」などと声高に叫んだり「ドラマチックな演出や善人面の企画」に乗るよりも少しでも誰かのお役に立つ事の方が大切なのではと思います...「自分だけが自分の家族だけが」楽しむのは簡単ですが「誰かのために」というのは言うほど簡単にできる事ではありませんものね... PS 木田陽子さんのお母さま..美味しい手作りフルーツケーキを日本から送って頂きごちそうさまでした!!..デザートで楽しませて頂きました!! |
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| 3月12日(月) 日本総領事主催のレセプション 昨年3月11日の大震災の追悼セレモニーとCherry Blossom Festival 2012レセプションに出席させて頂きました。ボストンに滞在しているピアニストの伊藤君ご夫妻とご一緒に和やかにバフェディナーを楽しみながらも各国を代表される方々と親しくお話させて頂きました。特に伊藤君が留学していたドイツの総領事にお目にかかりコンサートのご案内ができ、とてもうれしく思いました(伊藤君は英語が堪能な上にドイツ語も完璧でさすがインターナショナルです!) |
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3月19日20日 北海道からのお客さまをボストン美術館へご案内 19日は北海道弟子屈町からボストンに滞在している友人をアパートに招いて歓迎ディナー!!..ちょうどご主人が「パンはもういい:)」と言っていたところだったそうで...またまた私の得意の「山盛りウニ寿司」は大喜び!..7:00pmから12:30am過ぎまで飲んで食べて楽しい時間をご一緒しました。 |
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| 20日はまるで初夏の気温でボストン.コモンの公園ではこぶし、レンギョウ、なんと桜まで咲き始めていました!!..「ボストン.シンフォニー.ホール」と「ボストン美術館」へご案内し「ニュー.アメリカン.カフェ」で一休みしながらたっぷりと芸術作品を楽しんでいただきました。 夜はリーガル.シーフードにご招待してボストン名物の「クラムチャウダー、ロブスター.ビスク」などのスープと...もちろん「ロブスター」です!!! |
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| 友人との楽しい2日間を終え、明日からはまたピーシングに戻ります...でもホントに初夏のようないいお天気なのでサンクチュアリにある羊ファームにお出かけしたくなってしまいます! 私は羊ファームで過ごす時間が一番好きです... |
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3月24日 素敵な贈り物が届きました! 先日アパートにディナーにお招きした BORROMEO STRING QUARTED の Eeesun KimとNicholas Kitchen のお二人からとても美しいお礼のカードと一番新しい彼等のCDが素敵なパッケージで届きました!..心づかい、気づかいは友情のしるしですね..CDのジャケットに使われているコラージュは彼等の友人のアーティストが制作したものという事でとても興味がありました...いつか私のキルト作品も彼等に使っていただけると光栄ですが..とにかくイーサンとニックは様々なジャンルに精通する魅力あふれる音楽家で私にとっては超スペシャルな友人です!!! |
| 忙し過ぎた3月の締めくくりにBSOに行きFrank Peterのバイオリンも楽しみました!..4月は桜が満開のスタジオ.ニュースをUPできると思います..私の羊たちの毛刈ももうすぐ始まりますよ! |  |
| 3月29日 あと数日で3月も終わりです..今年の冬仕事は思うように進みましたか?.. 今年の冬に出会った方と新しい友情を持つ事ができましたか?.. 古いお付き合いの友達と変わらない笑顔で楽しい時間を過ごす事ができましたか?.. 今年の冬を健康で過ごせましたか?.. 私は新しい出会いと初めての経験からいろいろな事を学ぶ事ができました。 自分の行動に自信を失いそうになった時、長い付き合いの最も信頼のできる友人から「明解端的なアドバイス」をもらって自分を立ち直らせることもできました。 健康については...乳ガン検診を受け3度目の再検査の必要があると言われた時はやはり眠れない夜を過ごしました。60才を過ぎていつどんな病気になるのかもしれないと覚悟をしているつもりでも、いざ現実になると恐くて恐くて...この経験からあらためて自分の弱さを知りました(運良く今回は癌ではありませんでしたが) 私の持論は「見た目がすべて」と何度か書いてきましたが、この数カ月で「見た目がすべてと見せかけている」ものがある事も学びました。 例えば肩書..プロファィルもそうですね。 例えば家..大きなお屋敷だったり暮らしぶりだったり(アメリカのことわざにリッチ.ハウス、プアー.キャッシュというのがあるそうです:)) 例えば病..骨折など見た目に分かりやすいものと体内や精神的な病は安易に推測も聞く事もできませんよね。 私にとって大事な事は新しい経験を「学んだ、学ぶ事ができた」と考えられる自分を持っている事です..足りない事がたくさんあって知らない事がたくさんあって..だからまた一つ学ぶ事ができたと。 特にボストンでは国も文化も言語も違う人達と出会う機会があります。私のまわりには世界の第一線で活躍している人達や歴史に名前を残すほどの人達がいます。ですがけっして彼等はそれをひけらかしたり驕った物言いをしたりする事はありません。私を同格として接してくれますし、お互いに知らない事を受け入れたり頷いたりしながらお互いを認めあっているのです。 それが私の自慢できること、そういう人達と出会えるだけでも感謝です!! これからも自分のできる事..自分の考え..自分の立場をわきまえて..私を支えてくれている人達や友人とよい関わりを持ち続けて行きたいです...さあ、春ですよ!! |
