☆★☆★☆2014.2月 Boston studio news☆★☆★☆
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2月8日(土) 穏やかにピーシングしています 今週4日、5日と積雪のため多くのイベントやミーティングが延期になりテキスタイルミーティングも19日に延期になりました。 ボストンは北海道ととても似た気候ですし、この時期の枝に積もった雪を見ながら布の始末や型どりをしながらピーシングしているとホームシックになることがありません:) ボストンの友人達の中には冬の寒さと積雪が嫌いで冬期間フロリダで過ごす人もいますが私は冬の暮らしがすごく好きです...ここには斜里スタジオのように大きな薪ストーブも暖炉もありませんが温かいスープを作って友人達と過ごす時間を大切にしています。 |
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先週(30日と1日)のピアノコンサートの後のディナーでは「鶏挽肉とショウガのミートボールスープ」を作り大好評でした!...スープには白菜とケールを使います....温かい揚げたて天ぷらうどんも激うま!...冬のメニューは心も温まりますね:) お花もハイエスンと欄...春の香りです!...スタジオ入り口の鉢花もきれいなライムグリーンのシンビジュームにしました、数日前に友人からウィンストンフラワーの贈り物も届いてとても贅沢な気分です:) 特別なニュースはありませんが風邪をひかず暖かく穏やかに過ごしていると言うことで写真を添えますね.... |
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2月8日 つづき... 4日...「Valentine's Day Wine & Chocolate」というパーティに招待いただいて出かけました。 バレンタインデーのチョコレートは皆さんそれぞれでしょうがワインとチョコレートのパーティというのが初めてなのでとても興味がありました。 30人ほどのプライベートなパーティには「ソムリエとチョコレートの専門家」がそれぞれの説明をしながらグラスとチョコレートをどんどん運んできます...最後はパスタで軽いディナー...小洒落たこんなパーティーもあるんですね...なかなか勉強になりました! |
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| シャンパンから白ワイン、ロゼ、赤ワインとテスティングしていたので写真があまりよくありませんが雰囲気だけでもご一緒してみてくださいね:) 2月14日のバレンタインデーの前にこのような企画をするというのもアメリカっぽいですね。 |
| 2月9日(日) 裂織りコート.ボストン美術館の「Contenporary wearable Art」 ソチ冬期オリンピック始まりましたね! 選手達の活躍が期待されハラハラドキドキしながら見ています...それと同時にここまで来るための彼等の苦悩と努力を思うと胸がキュンとなります。 若くしてその才能を発揮する人、長年の努力でそのチャンスを手にした人...いずれであっても貴重な経験がその後の人生に大きな関わりとなることでしょう。 私はキルトをはじめて29年、裂織りをはじめて20数年になります。おかげさまでキルトはボストン美術館のコレクションになり、何度か新聞、雑誌などで取り上げていただいたりしましたが「裂織り」については展示の際に見ていただくだけでした。敷物やタペストリーだけではなくコートやジャケットなどずいぶん仕立てて着たり履いたり楽しんでいましたが10年ほど前にほとんどの物は整理し展示用に2枚のコートと3枚の敷物を保存し2011年の個展でもそれらを展示しました。その裂織りコート(1998年制作)が1月28日..... ボストン美術館の「Contenporary wearable Art」として選ばれました。 一般の裂き織り機は織り幅38センチですが私は「熊倉織り機」に特注で42センチの筬を、打ちひは1200グラムにし強く堅く織り締めているのが特徴です....縦糸は本藍草で藍染めしました。 29年...決して平坦な道のりではありませんでしたがキルトも裂き織りも世の毀誉褒貶に惑わされず、ただひたすら縫いつなぎ、古布を裂き織り上げてきてこのような結果を残せたことは本当にうれしいです。また一つ次の世代に私の手仕事を残すことができました...ボストン美術館のWebで見られるのはもっと後になると思いますので2009年に斜里スタジオで撮った写真を添えますね。 これからも私らしく「力みのない美しいキルトや裂き織り」を続けていきたいです...目標は66才までかな? :) |
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