☆★☆★☆2019.1-2月 Boston studio news☆★☆★☆


2019.1月1日(月) 明けましておめでとうございます

 大晦日の夜に親しくお付き合いしている大好きな友人から招かれて10人家族とロメオ(猫)と一緒に過ごし2019年元旦を祝いました!!!
 ご主人のお母さんのプロ並みのイタリアン料理と奥様の料理にホームメイド.デザートの数々で7:30pmから1:00amまで食べてたべて飲んでのんで.....可愛いお嬢さん達と2019年を迎えました。
 
    7才にしてイタリア語、スパニッシュ、英語、フランス語と自由に会話出来るのは家族構成の違いとはいえ素晴らしいと思いました....私は12年目の英語なのにいまだに全然ダメです(笑)
 
  ふと...子供の頃、お正月は9人家族だった私の家に親戚の人達が集まり総勢20人以上でしたが母が次からつぎと料理を振る舞っていたことを思い出しとても懐かしく思いました....久しぶりに「家族」で祝う新年を楽しませて頂きました。
 楽しかった写真を添えますね....今年もどうぞよろしくお願いいたします!
2019.1月23日(水) George Li リサイタル

 NEC.マスタークラス終了のリサイタルに招待され出かけてきました。
20日から3日間続いたマイナス17度の気温から少し穏やかになった夜のコンサートです。
 Williams Hall会場は入りきれない人達で溢れステージの袖に急きょ20人ほどの椅子を並べたりしていました。
 久しぶりに彼のご両親と弟のAndrewに会ってご挨拶...Georgeの演奏は一段と磨きがかかり気高く拍手喝采は鳴り止むことがありませんでした。
 7才から15年間学んだNEC(ニューイングランド音楽院)での感謝の言葉に胸が熱くなりました...ハーバードで学びながら音楽と勉学を見事に両立されたことは素晴らしいです!
 これからも家族のようなお付き合いを大切にしたいです....プログラムの写真添えますね。
2019.1月25日(金) George Li.Master of Music degree,2018 お祝いパーティー

 一昨日のコンサートの後、束の間の休息日にスタジオでGeorgeのお祝いパーティー。
 弟のAndrewと家族友人だけのプライベートパーティーは、まるで私もホントの家族のように和気藹々でとても楽しかったです!
 デザートはベリーで飾ったチーズケーキ....Georgeへのお祝いケーキカットは弟のAndrewにお願いしました。
 「2020年1月、バンクーバー」で兄弟での共演コンサートが決まっているとのこと、私も今から予定を立てて聴きに行きたいと思います(カナダエアーの格安チケットで:))
微笑ましい兄弟の記念写真添えますね(ついでに私とのスリーショットも:))
 
2019.1月27日(日) 穏やかな日曜日、薪ストーブでゆったり....

 実は7日からお出かけしたのですが体調が悪くほとんどの予定をキャンセル.....スタジオに戻り検査を受けました。
 検査結果も分かり主治医からの処方を待っています。日常の暮らしに支障はありませんが少し自分を甘やかして過ごしています。
 今日はお天気も良く気温も4度....薪ストーブで猫とゆったりの一日です。
 私は冬の一番の贅沢は薪ストーブで静かな時間を楽しむことだと思っています....こんな日は今までの人生を振り返ったりこの先のことを少しまとめて「いい人生だったわ」なんて気の早い感慨にふけるのもいいような気がします......写真添えますね。
 斜里町はかなりの積雪と流氷のようす、東京は暖冬と季節は同じでも対応はかなり違いますので皆さんもどうぞ風邪など引かれませんように...

2019.1月31日(木)  MFA-オープニング.スペシャルプレビュー

 アメリカ大寒波でシカゴ空港では1500便も欠航になった日、ボストンはマイナス15度....今朝スタジオで予定していたNEQMの学芸員とのミーティングは2月に変更したのですが
 The exhibition is entitled “Made Visible: Contemporary South African Fashion and Identity”. この展示は友人から招待されていたので6:00PMに出かけてきました。
(一般公開は2月2日から Rabb Gallery of the Museum of Fine Arts)
 サウスアフリカの時代背景と現代社会の写真構成になっていて勉強になりました....メインの「ビーズ刺繍のコート」写真添えますね。
 
 あまり体調が良くなかったので6:30pmからのレセプションは失礼してスタジオに戻りあったかぁーいリソット(お粥ご飯:))で早く休みました...でも出かける機会を持つのは感性や知識の刺激だけでは無く、それなりに意識した服装も大事だと思いますので「美術館でのオープニング」「友人を招くパーティ」など暮らしにバリエーションがあって私にはちょうどいいです(もちろん、時には急に寄って下さる普段着の友達も大好きです!)  早いですね...明日から2月...寒い寒いももう少しです。

2019.2.2日(土) Mana Tokuno,Piano concert

 NEC(ニューイングランド音楽院)でピアノを教えているManaさんから案内メールを頂いたので出かけてきました。
 今夜はNECの新しいビルディングPierce HallでチェロCarol Ouさんのゲストピアニストで演奏されました...久しぶりの真奈さんのエレガントで美しいピアノ堪能させて頂きました。
 いつも真奈さんが話している「ピアノを教えているとその人の骨格と筋肉が見える」の言葉のように私にも真奈さんの「骨格と筋肉の動きが見えるような」演奏でした...的確な表現が出来ませんが弾いている姿もとても素敵だったんです....写真添えますね。
 Mana Tokuno,Piano 2017年のコンサートです
https://www.youtube.com/watch?v=qKm2FIYThd0
2019.2.3日(日) あっという間に雪が消えて...とっておきの夕日の時間

 午後気温が4度まで上がって気持ちよく外仕事をしました....と言ってもスタジオの裏側の煉瓦のデッキとウッドデッキともう一つ森の中にとっておきの場所があり、風と雪で折れ落ちた枝などの掃除をしたんです。お隣の3階建てのお屋敷さえ眼下になるので威圧感無し....その上高台から眺める沼と夕日を独り占めしているようです。
  
 暮らしについては皆それぞれ価値観も考え方も違うでしょうが...私にとって大事なのは「自然な普通の暮らし」があることです。
 朝起きて玄関前を掃除する...窓ガラスを拭く...庭の枝を拾って焚き付けをためる....お天気の良い日は庭でお茶を楽しむ...そして季節の野菜を料理する....友人が気軽に寄ってくれる普通の暮らし...時代は変わっても人の暮らしに暖かみがあることが一番だと思っています...それは斜里スタジオでもボストンでも同じです。
 ですから私のスタジオに来てくれたら本当はそんな事を楽しんでもらいたいのだけれど、皆忙しく観光名所で時間がなくなってしまうのが残念です....私はどこの国に行ってもそこに暮らしている友人の家でその人の暮らしに触れることが一番の旅の思い出になり、またすぐに会いたくなります。お洒落なランチやディナーを予約などしなくても「ちゃちゃっと」茹でたお蕎麦でもカレーでも「立派なおもてなし」なのに...ね(笑み)
 余談が長くなりましたが裏庭の午後4時の写真添えますね....

2019.2.20日(水) MFA-Textile Curator's Circle

 Textile Department Visiting Committee Memberと言う名称から Curator's Circleに変わり3度目の例会がありました。
 Curator's Circle: THREADS invitation-Feb. 20....今日はHaidaと呼ばれるカナダ先住民族のコートを織る方のデモンストレーションを見せて頂きました。
 手持ち太鼓と歌、マント型のコートを着て踊る姿から北海道先住民族アイヌと重なるようなところがありました。
 アイヌ文様については2016年8月にボストン美術館の学芸員と「砂湯アイヌ資料館」や「網走北方民俗資料館」で聞き取り調査などをしました。
 今年は明治以前から昭和初期頃の資料に基づいたアプリケと刺繍についてもっと詳しく知りたいと思っています。
 キルトを始めて間もない1985年頃、アイヌ刺繍も手がけてみましたがそのまま閉ざしてしまいました...
 タイミング良く今年は「麻古布」の終活を考えていますので今までの裁ちくず総まとめの「アイヌ文様のアプリケ」を使ってまとめようかと......考えただけでワクワクします:))
 ランチミーティングも兼ねていましたので3種類のサラダと4種類のサンドイッチが用意されていて「スタジオでも気軽なランチパーティーならこんな感じもいいな」と参考になりました。  
 他の人の立ち居振る舞いや会話など出かけるとチョット自分の背筋が伸びる気がします....写真添えますね。
(久しぶりに着たジャケット....モスに食べられてショック!...でも着て出かけてきました:))
 皆さんの冬仕事はうまく進んでいますか?...家族や友人達との時間を有意義に過ごして下さいね....
 
PS. 2月10日からの雪でスタジオの森は再び冬景色になりました


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伝承時代布研究所
Traditional Textile Arts

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